公認会計士・税理士の藤沼です。

会社員が辛くなり、フリーランスになりました。

偶然 上手くいって、今は 会計事務所+法人 を運営しています。(運営は1人なので、今もフリーランスと言えるかもしれませんが)

「会計士でフリーランスとか、馬鹿にされそう…」

そう思った方は、もったいない。

美味しすぎるんですよ  コレが。

 本記事を読むメリット

  • フリーランスになる メリット・デメリット が分かる
  • フリーランスでの成功のコツが、ちょっとだけ分かる

すべて 脚色ナシ で話します。

 

会計士がフリーランスとして働く道、アリなの?

会計士がフリーランスとして働く道、アリなの?

一番の疑問。

それは 、「フリーランスになる道がアリなのか?」 という事。

よく聞かれます。

いや、聞かれなくとも「好奇の目」で見られます。(もう慣れた)

結論としては、大アリです。

むしろ「なぜみんな会社辞めないの?」とさえ、本気で、思っています。

私はフリーランスになったことで、多くのメリットを得ました。

偶然とは言え、新事業を起こすこともできました。

年収は、会社員時代よりも稼げるようになりました。

 

公認会計士資格を取得すると、なぜか皆さん、会社にしがみつきたがりますよね。

謎です。

リスク? ほとんど無かったですよ。(詳しくは 後述します。)

 

かんたんに経歴紹介

かんたんに経歴紹介

後々関係しますので、カンタンに経歴紹介をさせて下さい。

 私の経歴

  • 2014 – 2018年:EY新日本監査法人
  • 2018 – 2019年:東京共同会計事務所
  • 2019年 2月:フリーランスになる(事務所開業)
  • 2020年10月:マーケティング会社設立

2020年11月現在、34歳、妻1人、子供はいません。

EY入社が2014年2月ですので、会計士歴ちょうど5年でフリーランスになりました。

2020年10月にマーケティング事業を法人化していますが、運営は私一人ですので、今もフリーランスと言えるでしょう。

紹介はここまでです。

次に、フリーランスになって得たメリットをお話します。

 

会計士がフリーランスになるメリット

会計士がフリーランスになるメリット

結論としては、ストレスが無くなって年収上がりました。

ちょっと乱暴なので、もう少し細分化します。

 会計士がフリーランスになって得たメリット

  1. クライアントを自由に選べる
  2. 時間に拘束されない
  3. ストレスほぼゼロ
  4. 年収が上がった
  5. 何もしなくても良い

現在進行形で、毎日実感しています。

これは自慢でもなんでもなく、誰でも、フリーランスになれば(会計士なら)皆さん得られるメリットです。

私自身は、むしろビジネスマンとしては能力の低い人間ですから。

これで終わると ホラ吹きになるので、理由を1つ1つ解説します。

 

1.クライアントを自由に選べる

クライアントを自由に選べる
仕事をしていて、「面倒なクライアント」いませんでしたか?

私は経験があります。

「パワハラ」「クレーマー」に直面したことが、何度も何度も。

それでも、偉い人たちが取ってきたクライアント。

失礼があってはならないし、仕事だから相手しなければなりません。

しかし  フリーランスになると、仕事を自分で選べます。(当たり前だけど、凄く大きなメリット)

採算が悪ければ、断れば良いのです。

口うるさければ、契約を切れば良いのです。(実際 私はそうしてます)

事業規模が大きくなると「風評」とかを気にしますが、「フリーランス」くらい規模が小さいと  風評なんかどうでも良い話です。

また  誰にも縛られず、自分で仕事を選べますから、自分のやりたい仕事に集中できるというメリットもあります。

自分の伸ばしたいスキルに注力できますから、スキルアップにもなり、一石二鳥です。

会社員だったら、やりたくない仕事でも  完遂しなければなりません。

 

2.時間に拘束されない

時間に拘束されない

フリーランスになると、時間を全てコントロールできます。

その結果、次のような効果が得られました。

 時間をコントロールできるようになった結果

  • いつでも休める
  • 平日、昼まで寝れる
  • 平日、夜更かしできる
  • 平日、役所・銀行に行ける
  • 平日、遊びに出かけられる
  • パジャマで仕事できる
  • どこでも仕事できる
  • 昼食後、すぐに歯磨きできる
  • 妻の仕事が遅い日は、代わりに料理を作れる
  • 移動時間が減少
  • いくらでも副業ができる

ダメ人間(遊んでばっかり)に見えるかもですが、、、正直な感想です。

さらに本音を言うと、私は「ラク」がしたくてフリーランスになりました。

会社を辞めて2年経ちますが、今も楽して生活しています。

もし、私と同じような発想をお持ちの会計士の方は、すぐにでもフリーランスになる事をオススメします。

もちろん  仕事があるからこそ、の話ですが。

仕事・年収については後述します。

 

3.ストレスほぼゼロ

ストレスほぼゼロ

私にとって  一番のメリットでした。

自由に環境を選べるフリーランスは、「人間関係でのストレス」がほぼゼロです。

私はチームでの仕事が苦手だったので、今はずっと1人で仕事をしており、対人関係でのストレスがなくなりました。

上下関係もないため、上司からのプレッシャーを感じることもありません。

もちろん、(先述した理由により)嫌なクライアントもいません。

気乗りしなければ 仕事を休めますから、体力もあまり使いません。

 

4.年収が上がった(2年目から)

年収が上がった

2018年、会社員時代の年収は900万ほどでした。

2019年、フリーランス1年目の年収は600万ほど。

2020年現在、フリーランスでの年収は1,000万を超えました。

フリーランス1年目から わりと稼げているのは、監査法人の非常勤(いわゆる業務受託者)をしたからです。

会計士がフリーランスになるなら、非常勤は必須です。

私の場合、時給7,000円 で非常勤をしており、1日は働けば(残業なしで)5万円です。

週3日働くだけで年収800万以上稼げるため、かなり美味しいです。

 実際にもらった給与明細(勤務日数は5日)

フリーランスの給与明細

たった5日で、額面25万円です。

事実、フリーランスの方が  正社員よりも稼げるのです。(しかも楽)

2年目で本業も安定してきたため、非常勤と合わせて年収は 1,000万 を超えました。

(勝手な想定ですが、4年目で年収3,000万を目指しています。)

そんな感じで、フリーランスになってもある程度稼げてしまうのが、公認会計士の良いところです。

なお、非常勤の求人の探し方等は監査法人非常勤がオススメな理由+求人の探し方で詳細に解説しています。

 

5.何もしなくても良い

何もしなくても良い

「今の環境が嫌だから、とりあえず会社を辞めたい」

そんな方も 多くおられるはず。(特に、BIG4勤務の方)

普通の会社員なら、(転職せずに)会社を辞めただけでは「フリーター」と呼ばれます。

しかし 公認会計士の場合、フリーターではなく「会計事務所の所長」という扱いになります。

事実、(税務署に提出する開業届とは別に)会計士協会に対し、個人事務所名で開業申請を出すのですから。

もちろん実態は何もしていないのですが、世間的には、それで通用します。

仮に、たとえば半年後  就職先を探す際にも、「会計事務所をやっていた」と言い張ることができます。

先述の「監査のバイト」さえやっていれば、十分余裕のある生活ができるでしょう。(バイトなので、責任もない)

フリーランスという選択肢は、「とりあえず休みたい」という方にもオススメです。
>>MS-Japanなら、無料で求人票を入手できます。

 

会計士がフリーランスになるデメリット

会計士がフリーランスになるデメリット

結論としては、フリーランスはおすすめです。

しかし、当然デメリットもあります。

 フリーランスになって感じたデメリット

  • 賃貸物件の審査に落ちる可能性がある
  • 運動不足になる
  • 1年目は収入が安定しない

年収については一番気になる点かと思いますので、「クライアント獲得の手段」なども後述しています。

 

賃貸物件の審査に落ちる可能性がある

賃貸物件の審査に落ちる可能性がある

私は、2020年10月に 事業を法人化しました。

法人税法では、自宅を法人名義で賃借し、役員(自分)に貸し付けることで社宅扱いにできます。

ここで、賃貸料相当額は(一般的な住宅なら)90%以上になるため、個人事業主に比べて大きく節税ができます。

ざっくり、年間25万円程度の節税を見込んでいました。

そこで私は、法人契約可能な物件を探したのですが、すべて審査落ちでした。

特にフリーランス1年目は、審査が非常に厳しいそうです。(通常、過去2年分の納税証明書を求められます。)

もし  引っ越しを考えている方は、会社員時代に契約しておくことを強く推奨します。

 

運動不足になる

運動不足になる

監査以外は、ほぼ家(または近所のカフェ)に籠りっきりのため、運動不足になります。

一般企業でも、コロナ禍により在宅ワークが増えたため、フリーランス特有のデメリットではないかもしれませんが。

ただし、時間に余裕のあるフリーランスですから、スキマ時間に散歩したりジムに行ったりすることで解消できます。

 

1年目は収入が安定しない

1年目は収入が安定しない

監査のアルバイトを除けば、1年目は収入が安定しません。

どんなビジネスにおいても、初月から好調、なんてことは無いのです。

会計税務で稼ぐのであれば、顧問先やプロジェクトの契約を開拓するまでに 時間を要します。

ただし 一度顧客を獲得し、一連のサービスを提供できてしまえば、あとは横展開するだけです。

私が2年目に大きく所得を増やせたのも、それが理由です。

では次に、クライアント獲得の手段をご紹介します。 何かヒントになれば幸いです。

 

会計士がフリーランスになり、クライアントを獲得する手段

会計士がフリーランスになり、クライアントを獲得する手段

フリーランスになると、仕事はもはや「何でもアリ」です。

会計税務以外にも、(アイデアさえあれば)どんなビジネスもできます。

実際、私は会計税務よりも マーケティング事業の比重が大きいです。

しかし、そんな方ばかりではないと思うので、「会計事務所として」クライアントを獲得する手段もご紹介します。

 会計事務所としてのクライアント獲得手段

  • 前職からの紹介
  • 税理士登録する
  • セミナーを開く
  • HPを作成し、自ら集客する
  • 監査法人の非常勤職員になる(オススメ)

このうち、私が最も効果を感じた(直接、売上になった)のは「監査法人の非常勤バイト」です。

では1つ1つ解説します。

 

1.前職からの紹介

前職からの紹介
よくあるケースですが、残念ながら、私は誰からも紹介を受けませんでした。

前職で大した成績を残せなかったので、、、当然ですね。

そのため、私はこの方法でクライアントを獲得していません。

会計事務所から独立された方などは、(初めの数年は)紹介で契約を獲得し → 口コミ等から直接契約を増やす という流れが一般的です。

 

2.税理士登録する

税理士登録する

私は、税理士登録をしています。

所属は「東京税理士会本所支部」です。

税理士登録した直後から、月1~3件ペースで税務顧問の依頼が来るようになりました。

1件あたりの契約報酬は、そこまで大きくありません。

しかし、積み上げると 大きくなります。

  • 5万円/月 の顧問契約 × 10件 = 月50万円の安定収入

顧問契約は、(よほどの悪さをしない限り)切られることがありません。

この「安定収入」は、精神衛生的にも非常に良いです。

ただし、税務の経験がない方にはややハードルが高いかもしれません。

 

3.セミナーを開く

セミナーを開く
どこで? と思われるかもしれませんが、意外と簡単です。

たとえば経理実務の学校というページでは、普通に講師を募集しています。

講義内容は自由に指定でき、得意かつ需要のあるジャンルで講義を行います。

セミナー講師をすると、クライアント予備軍と直接コンタクトを取ることができるため、それが仕事に繋がりやすいでしょう。

※ 案件に繋げるコツとしては、経営者向けの内容がオススメです。

ちなみに(私の場合)契約では、セミナーの売上がすべて講師に入る契約でした。

その代わり、講義はすべて自分で準備しなければなりません。

 

4.HPを作成し、自ら集客する

HPを作成し、自ら集客する

会計士は「営業」を苦手とする方が多いです。

私も例外ではなく、今まで電話で営業などしたことがありません。

しかし  HP(ホームページ)を作ってしまえば、Webサイトが代わりに集客します。

そのため、私はマーケティングを学び、自分自身でWebサイトを制作し、自動で集客をしました。

HPによる集客では、SEO・セールスライティング・広告配信などの知識が必要になります。

私の場合は(元々Webに強かったこともあり)自分で習得しましたが、これらは業者に委託するのが一般的です。

HPは一度作ってしまえば半永久的に残りますから、ランニングコストはあまり掛かりません。

手前味噌ですが、私は会計事務所・監査法人専門のマーケティングをしていますので、ご相談等もお受けしています。
>>お問い合わせ

 

5.監査法人の非常勤職員になる(オススメ)

監査法人の非常勤職員になる

フリーランスになるなら、非常勤は必須です。

中小の監査法人には、本業で会計事務所を運営している会計士 が多く働いています。

非常勤職員同士  横のつながりを形成することで、仕事を紹介し合うことがよくあります。

私自身も例外ではなく、顧問+タイムチャージの契約を得られました。

勤務日数に制限を設けない法人もありますから、時間を拘束されることも まずありません。

 

また、「メリット」でもお話したとおり、監査はとても美味しいバイトです。

求人にもよりますが、安くても時給6,000円、高い法人は時給10,000円まで提示されます。
>>MS-Japanなら、無料で求人票を入手できます。

会計士同士のコミュニティができ、クライアントも得られ、生活できるだけの収入が得られます。

フリーランスになるなら、非常勤はマストです。

会計士がフリーランスとして成功するコツ(ご参考程度に…。)

会計士がフリーランスとして成功するコツ

ちょっとだけ、偉そうなことを書かせてください。(申し訳ありません)

そもそも 私がこの記事を書いたのは、会計士の方に「もっと自由な発想を抱いて欲しい」と思ったのがきっかけです。

皆さんは、「会計士になった以上、会計・税務で稼がないといけない」と思っていないでしょうか。

もしそうなら、私は「もったいない…!」と思ってしまいます。

よく考えて頂きたいのですが、この世に存在するビジネスは、会計・税務だけではありません。

多種多様なビジネスが存在し、会計・税務以外でも、稼げるビジネスはたくさんあるのです。

私はむしろ、会計・税務以外のビジネスをした方が稼げる、と確信しています。

公認会計士資格を取得したら、当然ですが、会計・監査のスペシャリストを目指します。

これは間違いではありません。

しかし  ある程度キャリアを積むと、年収はさほど伸びなくなり、仕事量・ストレスが増加し始めます。

これは、会計・税務のスペシャリストが多いからです。(つまり、供給が満たされている)

 

これからは、会計・税務とは全く関係のない、別のスキルを身に付けてはどうでしょうか。

私はフリーランスになり、マーケティングの知識を身に付けました。

そして、マーケティングの分かる会計士になりました。

おそらくですが、マーケティングの分かる会計士は  ほとんどいません。(つまり、供給が少ない)

私は「会計税務 × マーケティング」で希少価値を得ました。

本記事を読んでいただいている方にも、ぜひ、会計税務とは別の何かを発掘してほしいです。

きっとその道は、会計税務を極めるよりも  よっぽど楽に稼げるはずです。

偉そうで申し訳ありません。

 

今の会社で疲弊しているなら、「フリーランス」という選択肢はアリです。

まとめです。

  • フリーランスになると、ストレスはほぼゼロ
  • 年収は、1年目は安定しない
  • 監査のバイトは必須

特に、監査のバイトはビックリするほど美味しいです。

まだ在職中の方も、求人だけは先に見ておくと良いですよ。

私が見た時は、時給10,000円 という衝撃的な法人もありました。

なお、求人を探すならMS-Japan
で探すことをオススメします。

会計士専門のエージェントですから、求人数もNo.1です。(私もここで見つけました)

あなたのご武運を祈ります。