監査法人の非常勤を探すなら、必ず登録すべきエージェント

マイナビ会計士なら、無料で求人が手に入ります。

 

公認会計士・税理士の藤沼です。

監査法人を退職し、独立のかたわら、監査法人で非常勤職員をしています。

時給7,200円なので日当5万円。
月に20日働けば、年収1,200万です。(残業なし)

すでにご存じの方も多いと思いますが、会計士は非常勤になった方が断然稼げます。(しかもカナリ楽…!)

 

しかし 金銭面以外にも、メリットは色々とあります。

そこで本記事では、「監査法人の非常勤がオススメな理由」と「高時給バイトの探し方」をご紹介します。

 

 想定読者

  • 公認会計士として独立される方(又は独立されている方)
  • 女性会計士の方
  • 責任が軽く、ストレスのない仕事をしたい会計士の方

 

なお「情報の信頼性」を担保するために、私の給与明細も載せています。

実際に『非常勤』がどのくらい稼げるのか、知って頂ければ幸いです。
>>私の給与明細にジャンプ

 

監査法人での非常勤が超おすすめな5つの理由

監査法人での非常勤が超おすすめな5つの理由

私の経験として、監査法人の非常勤にはメリットが5つありました。

 監査法人非常勤のメリット5つ

  • 給料(時給)が2倍になる
  • 拘束時間が短い
  • 人間関係がフラットである
  • 主査を任されない
  • 人脈が広がる

もちろんデメリットもありますので、こちらも後述しています。

 

メリット① 給料(時給)が2倍になる

聞いたことのある方も多いかもですが、監査法人の非常勤は給料が非常に高いです。

その情報が本当なのか、実際に調べてみました。

以下の図は、2020年4月20日現在における、東京都内にある監査法人の非常勤時給単価です。(15法人で比較)

監査法人非常勤の時給比較

 

(情報Source:JICPA Career NAVI)

監査法人によっては時給単価に幅をもたせている法人(たとえば時給6,000円~8,000円など)もありますが、ここでは安い方の金額集計しています。

こちらの図から分かる通り、各社4,667円/時~8,571円/時と幅があり、平均すると時給6,469円という結果になりました。

学生時代のアルバイトと比較すると、約6~7倍ですね。

もちろん、これは簡便的な集計結果ですので、きちんと探せばもっと高い監査法人はいくらでもあります。
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【給与明細】私の場合は、このくらい貰っています。

監査法人非常勤として働く私の給与明細

ちなみに、私が非常勤をして得たお給料(2月分)は、このくらいです。
(画像が小さくてすみません。拡大していただくと、見えるかと思います。)

こちらは、時給7,200円で5日間働いた月の給与明細です。(@7,200円×7時間×5日間)

所得税など差し引いても、5日で22万円以上貰えました。
ちなみに、私の契約している法人では「ランチ代」も出ます。

 

正社員時代は、2,000時間働いて年収700万円でした。(監査法人歴5年:シニア)

時給に換算すると3,500円になるので、当時の2倍稼げている計算ですね。

繁忙期は1時間ほど残業しますが、それ以外は全部定時です。かなりラクです。
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メリット② 拘束時間が短い

監査法人と非常勤契約を締結する場合、拘束時間を短くすることが可能です。

ここでは、私が実際に各監査法人と面談した際の体験をもとに、お話しします。

 

監査法人での面接の際、必ず勤務日数の話になります。(何日間働くのか、という話ですね。)
この時、残業についても話しておくことで、契約をわりと自由に決められます。

残業をしたくなければ、あらかじめ契約の際に「残業はできません」と定めれば良いのです。

 

また、監査法人によっては初めから6時間勤務で募集するなど、勤務時間数の短い法人もありました。

私が現在契約させてもらっている監査法人も、6時間勤務です。(9時半~16時半までの6時間勤務)
しかもランチ代(1,200円)まで支給されます。
宣伝したいところですが、非公開求人なのでスミマセン…。(探し方は、後述しています。)

 

拘束時間を短くできることは、女性会計士にとっても非常に有益です。
実際、ママさん会計士の割合がとても多く、皆さん非常に働きやすそうです。

監査法人経験者の方ならご存知のとおり、監査法人って繁忙期は拘束時間が多くなり、肉体的にも精神的にもキツいですよね。

働きすぎて「身体を壊すリスク」から解放される点も、非常勤のメリットと言えるでしょう。

 

メリット③ 人間関係がフラットである

正規雇用で働いていると、「人間関係」のストレスを強く感じますよね。

非常勤になると、人間関係というリスクからも解放されます。

実際に働いてみて実感していますが、所内の人間関係が非常にフラットで、気を使うことがありません。

理由はシンプルで、「非常勤」は「外部の人」だからです。監査法人内部の人間ではないので、職員の方からすれば「お客さん」に近いイメージです。

パートナーとの距離も非常に近く、大手監査法人時代(常勤時代)に比べて、人間関係のコンフリクトが起きづらく、とても働きやすいです。

お客様待遇をうけるのが苦手な人にはイマイチかもしれませんが、それを特に気にしなければ、人間関係のストレスから解放されます。

 

メリット④ 主査(インチャージ)を任されない

基本的に、主査(インチャージ)は常勤の会計士が担当します。

よって非常勤会計士は、1人の作業者(スタッフ)として監査に従事することになります。

これが、とっても気楽です。

主査を任されないので、たとえば次のような業務は任されません。

 やらなくて良い仕事(例)

  • パートナーの日程調整
  • チームメンバーのアサイン調整
  • 監査計画の立案
  • 監査調書のレビュー
  • 審査
  • 飲み会
  • 必要以上のコミュニケーション

中間管理職的な業務が不要ですので、振られた作業だけをしていれば良いわけです。

J1の頃に戻ったような感覚になるとともに、「こんな仕事で、給料もらって良いのかな?(しかも超高給)」という感じでした。

就業時間が終わっても、「あの部分大丈夫かな?」と心配するようなこともなくなります。

言い方は悪いですが、多少無責任でも許されるのが非常勤の良いところです。

 

メリット⑤ 人脈が広がる

いわゆる、横の繋がりです。

こちらは、主に独立している方のメリットになります。

非常勤で働く場合、契約先は中小監査法人がメインになります。(時給が高いので)

このような中小監査法人には、私と同じように非常勤勤務の会計士がたくさんいます。そして、この非常勤会計士との繋がりが、非常に強いものであると感じます。

 

多くの方は独立開業する傍らで非常勤として働いていますが、一方でクライアントを獲得することはとても大変です。

そして、クライアント獲得のためには人脈が必須ですが、その人脈を作る機会も、とても限られます。

そんな時に頼りになるのが、非常勤同士の繋がりです。

 

一緒に非常勤で働くと、相手の性格や仕事への向き合い方がよく分かります。

そして、例えば気になる会計士がいたら、仕事が終わった後に声でもかければ一緒に別の仕事をすることもできます。

たとえば私の場合は、(ちょっとレアケースですが)監査法人のWebページ作成業務を任されたりしています。
本当に色々な仕事をしている人が多いので、思いもよらない仕事をもらえたりします。

また、引き受けた仕事をこなすことで、クライアントとも接点ができますから、自分を売り込むことも可能です。

このような「営業」も、正規職員にはないメリットです。
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監査法人の非常勤のデメリット

非常勤のデメリット

一方で、非常勤には1つだけデメリットがあります。

それは、(通常)契約が1年ごとの更新であるという点です。

何か大きな失敗をすると、契約が1年で切られることも考えられますし、そうなっても当然文句は言えません。

そのため、自身の中期的計画の中に非常勤業務を組み込むことには、一定のリスクがあります。

 

とは言え、2020年2月現在において、どの監査法人においても会計士はもっと欲しいという状況(売り手市場)です。
現状では余程のことがない限り、契約を切られることはありません

私の周りの非常勤会計士の中には、クビになったという人は一人もいませんし、聞いたことがありません。
むしろ常勤(正社員)への勧誘をうけたりと、まだまだ人手不足は続いていますね。

なお、監査法人によっては金融庁との約束で、同じ非常勤の会計士と継続して契約できる期間が制限される法人もあるそうです。(以前私の所属していた大手監査法人がそうでした。)

その辺りは、契約時にしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

 

監査法人の非常勤求人の探し方

監査法人の非常勤求人の探し方

非常勤監査法人の探し方には、以下の3種類があります。

 非常勤を募集している監査法人の探し方

  • ① JICPA Career NAVIで探す
  • ② 知人の会計士の紹介
  • ③ エージェントを使う(オススメ)

 

① JICPA Career NAVIで探す

こちらは、日本公認会計士協会(JICPA)が提供するサービスです。
公認会計士または公認会計士準会員(会計士補)であれば、無料で利用することができます。

手順は、以下の通りです。

  1. JICPA Career NAVIにアクセス
  2. 左のメニューにある「登録がまだの方」というボタンをクリック
  3. 「個人情報保護」の確認項目にチェックを入れ、次に進む
  4. 各種情報を入力し、完了。

これで、日本公認会計士協会が提供する求職情報を閲覧できるようになります。

簡単・すぐに閲覧することができるので便利です。

 

ですが、こちらには大きなデメリットがあります。

実は、会計士協会で紹介している案件は、非常に数が少ないです。
会計士協会は求職案内が本業ではないので、当然と言えば当然なのですが。

そのため、「給料の良い求人がない」「家から近い法人がない」など、不便さが残ります。

 

② 知人の会計士の紹介

意外と知られていないのが、この方法です。

特に、大手監査法人は表立った募集をしません。
組織が大きいので、辞める人も多く、逆にそういった人を非常勤で再雇用することができるからです。

よって、大手監査法人で非常勤をしたい場合、たとえばその法人で働いている方に紹介してもらうことで、面接を経て契約をすることが可能です。

監査法人によっては、職員紹介制度を採用している法人もありますので、その場合には、紹介してくれた方に対しても報酬が貰えたりします。

 

ただし、こちらにもデメリットがあります。

  • 紹介というルートはイレギュラーなので、成約までに時間がかかる
  • そもそも、監査法人に知人がいないとダメ
  • 面接まで行ってしまうと、紹介された手前、断りづらい

すこし面倒事が増えてしまうので、あまりオススメしません。

 

③ エージェントを使う(おすすめ)

一番おすすめの探し方は、転職エージェントを使うという方法です。

「非常勤なのに、転職?」

と疑問も持たれるかもしれませんが、監査法人は「常勤」も「非常勤」も全て転職エージェント経由で募集しています。

実際に使用した感想としては、マイナビ会計士が1番オススメです。

公認会計士専用の大型エージェントですので、案件数もかなり多く、内情を知っているコンサルタントから、濃い情報をたくさんもらえます。

良い求人は今もどんどん減っているので、これを機に登録し、実際に話を聞いてみると良いですよ。

 

まとめ:監査法人の非常勤は、楽に稼げる

監査法人の非常勤は稼げる

まとめです。

  • 非常勤の監査は、かなり楽。(ストレスフリー)
  • 給料が2倍になる。
  • 知識を蓄えつつ、人脈も広げられる。
  • エージェントを使うと、簡単に非常勤を見つけられる。

以上です。

働き方を自由に選択できるのは、公認会計士の特権ですね。